都内の大学に通う女子大生です。先日バイト先でブラジルから来ている日系外国人と知り合いになり、時々逢って相談に乗ったりしています。彼女はブラジルでは生活が苦しいため、日本で稼ごうと思ってきていると言うことですが、残念ながら今のところ生活費を稼ぎ出すのがギリギリのようで、お金が足りなくなってしまう月も有るようです。このためテレビなどで毎日の様に宣伝しているカードローンを利用したいと言う事でした。

日本も国際化していて外国人も特に珍しくなくなっているので、お金を借りるのに差別が有るとは思いませんが、彼女のような立場の外国人でもカードローンは利用できるのでしょうか。

外国人の場合永住権が無ければお金を借りることはできません

経済大国だからと言って安易に不況下の日本に来ても、稼げるとは限らないと言うことをもう少し海外にも発信しておいた方が良いようですね。日本では国際化したとは言ってもまだまだ外国人を受け入れる体制は整っていないと考えた方が無難です。カードローンでも外国人の場合、本人を証明する書類として例えばパスポートの写しと在留カードや特別永住者証明書など永住許可を証明できる書類の写しを提出することが必要となっています。

それでは仕事をしに入国してくるような人は利用できないではないかと言われそうですが、確かにそうです。しかし金融機関の側から考えてみてください。お金を貸したはいいが返済をしないまま帰国されてしまったら、まず回収はできないでしょう。ですから金融機関は永住している外国人でなければ危なくて貸せないと考えてしまう訳です。あなたのお友達の場合文面からは分かりませんが、永住権を持っているようには見えませんから、お金を借りるのは難しいと思います。

注意しなければならないのは、そのようにお金が必要だが借りられない人は闇金の格好のターゲットです。例えばお友達がインターネット上で条件の良い消費者金融を見つけたとします。外国人でも大丈夫と言うような甘い話が書かれているかもしれません。でもそんなうまい話はまずないのです。あなたは相談に乗っているだけですのでどこまでお付合いするかは知りませんが、甘い話に騙されない様に十分注意するように忠告してあげてください。

さらに言えば当初の目的である、日本で儲けようと言うのは、無能な政権が終わって今後は少しづつ景気が回復していくにしても、まだまだデフレから脱却する段階にもなっていませんので、当分不可能だと考えられます。ですから冷静に考えて一度帰国し日本の様子を見つつ好況になった時に再来日するようにした方が良いと言うことをはっきり教えた方が良いと思います。いつまでもずるずると滞在しても、無駄にお金を失うだけです。

日本人は保守的で、多くの人は外国人の観光客は歓迎しても、労働目的に来る人を心の底では歓迎しているわけではありません。島国ですからある程度は仕方のないことですが、今後もこの傾向は続くでしょう。ですから本国がどうなっているのかは知りませんが、日本で働くのは、あまりお勧めできないということを理解してもらった方が良いでしょう。

外国人でも問題なく利用できるカードローン

最近は外国人が日本で活躍していることが多くなりました。日系ブラジル人に代表される人たちは、製造業の現場で欠かせないスタッフとなっており、中には職長として日本人の行員に技術指導をしているようなケースもあります。このような方々の給与は当然高く、住宅ローンを使って日本に永住する覚悟を決めている人も珍しくありません。

彼らは、日本人同様の生活をしており、給与所得者ですから給料日前にちょっとお金が足らないということもあります。そんな時には、日本人同様にカードローンを使うことができます。外国人とは契約できないという金融機関は現在ほとんどありません。もちろん、就労ビザを持って日本に合法的に住むことができる人であるという前提はありますが、そのような条件を満たしていれば審査自体は日本人と全く同じ条件でなされます。

日本人より高給取りであるケースがある彼らは、場合によっては大手信販会社の大口の融資限度額が適用される商品を申し込むことがあります。当然、年収等の条件を満たしていれば問題なくカードは発行されます。その点では、日本人と何ら変わることなく利用することができるのです。

カードローンは、外国人の人にとってなじみのないローンの形式の場合があります。ローンというのは、金融機関で手続きをしてお金を受け取るという形式が多いので、コンビニ等で自由にキャッシングして現金が手に入るというのは彼らにとってカルチャーショックである場合もあります。そのため、借り入れをしたという実感に乏しくなることが多く、返済を考えずに利用してしまうケースがあります。

金融事故を起こした際は、日本人同様に個人信用情報機関に登録がされてしまい、以後のクレジットカード発行等ができなくなります。カードローン自体の発行も日本人と変わりなくできるのですが、返済が滞った際の不利益も日本人同様に受けることとなるのです。

移民制限とは言われていても、日本も国際的になったものです。

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